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自分でできる外構工事を紹介、注意点も

2022.12.21

外構工事 自分で

お家の外構工事をする場合、「業者に頼むしかない」と思う方も多いでしょう。

実際は、自身で施すDIYでも施工は可能です。

外構工事は、外構専門業者に頼むととても費用が掛かりますが、自分で外構工事ができれば、もちろん費用も安く済みます。

しかし、DIYと業者の施工ではレベルに差があります。

では、自分でできる外構工事はあるのでしょうか?

今回は、外構工事の費用をできるだけ抑えたい方向けに、自分でできる外構工事を紹介します。

「DIYで行うか、業者に頼むべきか」を判断するための参考にもしていただける内容となっております。

外構工事は自分でDIYできる?

結論を言うと、小規模な範囲であれば、外構工事は自分でDIYすることは可能です。

小規模な範囲の代表例は以下のようなものです。

・植栽を施す
・フェンスを設ける
・庭に芝生を植える
・ウッドデッキを設ける
・ポーチを施工する

外構工事を自分でDIYしてもいい理由は、ちょっとぐらい間違って施工しても、人がケガするような事態が起こらないからです。

危険なのは「塀やカーポート」など背の高いもので、それ以外は背が低く危険なことはありません。

あなたが危険に思うものは業者に依頼し、簡単なものだけ選んでやるのがポイントです。

外構工事を自分で行うメリット・デメリット

DIYを選択する意味と目的は、「自分好みの外構を作れる、外構費用を抑えられる」という点です。

DIYする工事内容にもよりますが、10万円以上のコストカットも可能です。

とくに自分好みの外構を作りたい場合は、DIYは適しているといえるでしょう。

外構施工を行う業者は、お客様の理想を汲み取るように相談に乗ってくれます。

しかし、以下のような問題が生じることが想定されます。

「本当に実現したい外構のイメージをすべて伝えるのには限界がある」

「自分の理想を業者が100%再現することは難しい(細かい打ち合わせで近づけることは可能)」

「コストによって妥協する部分も出てくる」

しかし、DIYであれば、工事の自由度が業者よりも高いことから、自分好みの外構を作ることが可能です。

また、自分でやっておけば、あとから不具合があってもDIYで直せます。

もともと日曜大工が好きな人なら、外構DIYはやりがいがあって楽しめるでしょう。

高所作業はほとんどないので、ひとりで誰にも邪魔させずに集中できます。

そのうえで、以下のような要素を検討する必要があります。

・必要な材料は何か
・工具はどんなものが必要か
・コストはいくらかかるのか
・時間はどのくらいかかるのか
・完成後はどのような見た目になるのか

計画を立てて実行するため、DIYでの施工は簡単ではありません。

しかし、前もってしっかり計画を立てることで、理想的な外構に仕上がる可能性が高くなります。

DIYでの外構施工には、事前の準備が必要不可欠であることを意識しましょう。

やはりプロの外構工事に比べると、思ったような仕上がりにならないこともあります。

しかしこれは仕方がないことと思うしかありません。

プロの職人は汗水垂らしながら切磋琢磨し、毎日腕を磨いています。

プロと比較するのは、ガッカリするだけなのでやめましょう。

また、週末しかDIYする時間が取れないなら、完成まで数ヶ月かかります(業者なら平均2~3週間)。

最初にあったやる気は消え失せ、嫌になるかもしれません。

プロが使う材料や道具はそろえづらいです。

ただし、最近のホームセンターは品揃えが豊富なので、おしゃれな外構もつくれるでしょう。

自分でできる外構工事の施工箇所

外構工事は、自分でやれそうなものではない、難しい作業というイメージがありませんか?

外構工事は自分でおこなうこともでき、最近では外構工事における作業を自分でおこない、DIYとして趣味の幅を広げている人もいます。

自分でできる外構作業には、どのようなものがあるのでしょうか?

ここからは、特別な技術がなくても自分で外構工事にチャレンジしやすい外構作業を紹介します。

外構工事を自分でやってみようかとお考えの場合は、ぜひ参考にしてみてください。

土部分の整備

土部分の整備は、主に以下の内容が中心です。

・芝生を敷く
・固まる土で舗装する
・防草シートを貼る
・砂利を敷き詰める

いずれも、庭の環境や家周りの環境を整える役割があります。

これまで紹介した自分でできる外構作業の中でも難易度が低いので、自分で始める外構作業としては一番取り掛かりやすいのも魅力です。

芝生を敷く場合は、芝生が傷んだ時にはこまめに芝生を敷き替えるという手間があります。

草むしりに苦労している場合は、土部分の整備をしておくと楽になるはずです。

雑草は、土のあるところだったらどこでも生える強い草です。

戸建てに住む限り、雑草とはずっと付き合っていく必要があります。

そこでDIYでも簡単なのが、砂利を敷いた雑草対策です。

砂利敷きのいちばんのメリットは、雑草対策になることです。

防草シートと砂利を使った方法が、もっとも費用が安上がりでDIYでも簡単にできます。

防草シートはホームセンターに売っているので、使う面積を計算してから購入しましょう。

手順は以下の通りです。

土の地面をしっかり平らにし、踏み固める
防草シートを隙間なくしっかり敷く
その上に砂利を乗せる

ポイントは重い砂利を使うことで、軽石だと歩いているだけで下の防草シートが出てしまいます。

また厚さも5cm以上あったほうがよく、ケチらず大量の砂利を敷きましょう。

レンガブロックの設置

外壁工事におけるレンガブロックの設置は、自分でできる外構作業のひとつです。

レンガブロックの設置は、大きく以下の3タイプに分かれます。

・庭木や花壇などで使う縁石としてレンガを埋める
・玄関アプローチ等の舗装などにレンガを敷く
・レンガで囲い等を積んで花壇を作る

いずれも費用相場は「7,000~14,000円/m2」程度で行うことができます。

レンガに関わる外構工事は、初心者でも気軽に取り組める外構作業ですが、注意点があります。

特に寒い地域では吸水性の高いレンガを使用しますと割れてしまうことがあります。

そのため、自分でレンガブロック設置を行う場合は、レンガの吸水率をチェックする必要があります。

もし雨が降った後、水たまりができない土なら、砕石なしでもレンガ敷きはできます。

ポイントは土をしっかり転圧することで、道具がなければ足踏みで何回も往復すればOK。

だいたい平らにして、砂を2~3cm敷き平らにならし、レンガ敷きを始めましょう。

また、まわりをぐるっと縁取りしてから、レンガ敷きするのもおすすめです。

ポイントは四角形か円形で一列囲うことで、並べるレンガは砂ではなくモルタルでガッチリ固めることです。

モルタルが固まるまで1日置き、翌日レンガ敷きを始めます。

あとは内側にレンガを並べるだけで、スマートなレンガ舗装が完成するでしょう。

レンガはコンクリートブロックより柔らかいので、カットしやすいです。

しかし数が多いと大変なので、レンガの端を真っ直ぐ揃えず、段々に仕上げる方法もあります。

カットすると切り口がきれいにならないので、この並べ方なら自然で広がりのあるレンガ舗装でかっこいいです。

どうしてもカットしたいときは、タガネ(ノミに似た道具)とハンマーを使います。

ディスクグラインダーは値段が高く危険なので、DIY初心者なら必要ありません。

ウッドデッキの設置

ウッドデッキは「もうひとつのリビング」として定着してきており、外構業者に頼むのはもちろんですが、ホームセンターで材料や道具さえあれば自分で外構作業ができる事でも人気です。

ウッドデッキを自分で外構作業する際の費用相場は「約15,000円~20,000/m2」と言われており、外構工事よりも安めに設定することができます。

さらに、ウッドデッキ組み立てキットを購入すれば作業時間も短縮できますので、気軽にできる外構作業なのです。

ただし、加工するのにプロ仕様の工具が必要になる場合もありますので、材料をそろえる際は注意しながら材料を集めることが大切です。

コンクリート工事

一件、外構工事業者に頼まないと出来ないようなコンクリートを利用した作業も、実は自分でできる外構作業です。

特に玄関アプローチや駐車場の土間コンクリートをDIYで行う人が、近年増えています。

それ以外にも、ブロックなどの接着や、レンガの目地、フェンスの基礎なども自分で行うことのできるコンクリート工事です。

費用相場は「6,000~10,000円/m2」ほどで、外構業者に頼むよりもお手頃価格を実現できます。

ただし、駐車スペースといった広範囲で作業工程が長くかかる土間コンクリートにおいては、DIYでも高い技術と日数が必要です。

また、コンクリートが天災や地震などで壊れてしまうとケガの危険性が高まるため、不安な場合は外構業者に頼んでしまったほうが良いでしょう。

コンクリート工事を自分でやるなら、小さい面積だけにしましょう。

なぜなら、コンクリート土間は素人には難易度が高いからです。

庭の一角やちょっとしたスペースなら、ホームセンターで材料と道具をそろえれば、格安で施工できます。

しかし広い面積(とくに駐車場)だと逆にお金がかかってしまい、プロに依頼して生コン車で一気にやった方が安上がりです。

たとえば、ホームセンターにある袋詰め20kgの砂や砂利を何十袋も買うなら、建材屋でダンプ1台で買ったほうがずっと安いです。

コンクリートも使う量が多いと、DIYより生コンを頼んだ方がずっと安くなります。

自分で行う際は、土間コンクリートの下地にはしっかり砂利(砕石が好ましい)を敷き、コンクリートにもちゃんと砂利を混ぜましょう。

その理由は、砂だけでコンクリート(モルタルと呼ぶ)を作るのは大変だからです。

砂利を混ぜた方が量がかんたんに増え、コンクリートの強度も高くなります。

配合比はDIYで作るなら「1:3:6=セメント:砂:砂利」ぐらいで、バケツを使って計りましょう。

水は一度に入れず、少しずつ入れるのがコツです。

フェンス設置

フェンスの設置も、自分で外構作業を行うことができます。

フェンスは風の影響をモロに受けるので、基礎を頑丈につくるのがDIYのコツです。

背の低いフェンスなら大丈夫ですが、高さのある目隠しフェンスは注意が必要になります。

とくに隙間のない種類だと、強風で壊れたり飛んだりして危険です。

独立した目隠しフェンスなら、最低でも柱の埋め込みは30cmで、基礎寸法は30cm角が必要になります。少し大きい穴を掘って、コンクリートたっぷり入れましょう。

倒れてケガでもしたら大変なので、基礎づくりをしっかりやるのがポイントです。

コンクリートをケチってはいけません。

境界に設置するフェンスの難しい点は、いちばん端のフェンスを短く加工することです。

値段が安いメッシュフェンスなら、ボルトクリッパーだけで簡単に切れます。しかしアルミフェンスだと、加工はかなり難しいです。

最強に難しいのは、木目調デザインの目隠しフェンスで、DIYだとまず不可能です。

なぜならベテランの職人でも、たまに失敗することがあるからです。

そこでDIY初心者にオススメなのが、置くだけフェンスです。

置くだけ目隠しフェンスとは、素人でも簡単に設置できるフェンスです。

外からの視線が気になる場所にポンっと置け、楽に移動させることができる可動式フェンスは、商品の販売価格帯は¥5,000~30,000ほどです。

ガーデニング好きな女性にもうってつけで、最近ではおしゃれな商品もたくさん販売されています。

基礎コンクリートやレンガを除けば、費用相場は「5,000~20,000円」ほどで行うことができ、作業もコンクリートブロックを地面に固定するか穴を掘って埋め込み、フェンスを設置し、セメントやコンクリートで固めます。

フェンス設置は、最初の土台作りが大事です。

外にあることから台風が来た場合や強風に備えた強度を自分で作る必要があるだけでなく、防腐処理された木材を使用するなど、工夫が必要です。

DIY初心者には難しい作業が多いため、コンクリート工事と同様、自分では難しいという場合は無理せず外構業者に依頼をしましょう。

アプローチの整備

アプローチは訪問客を迎える最初の場所なので、おしゃれに仕上げたいものですよね。

仕上げ舗装には以下のような種類があります。

・敷石
・枕木
・芝生
・タイル
・レンガ
・洗い出し
・化粧砂利
・天然石張り
・コンクリート平板
・土間コンクリート

コンクリートを使うとDIY難易度が上がるので、砂利と砂で施工できる舗装材がDIYにおすすめです。

枕木はガーデニングの人気アイテムで、横にして並べればアプローチ舗装に使えます。

素材は天然木ではなく、コンクリート製擬木を使うのがコツ!なぜなら、舗装材に使うとずっと湿っているので、天然木だとすぐに腐るからです。

アプローチに枕木を並べ、その間を化粧砂利で仕上げれば下の土が見えず、見た目もきれいでおしゃれです。

昔からある敷石は、シンプルなデザインで使いやすいです。

敷石は値段が安いのでコスパが良く、ホームセンターでも手軽に買えます。

丸い敷石なら和風アプローチもつくれますよ。

枕木や敷石もやり方は一緒です。

手順は以下の通りです。

敷く場所をスコップで掘る
砕石を10cm以上入れる
しっかり転圧する
砂を3cmぐらい入れ平らにならす
舗装材を乗せる
まわりを化粧砂利で囲む

砕石は水はけを良くしたり、凸凹をなくすのが目的です。

車を駐車せず人だけが歩くなら、砕石はもっと少なくても大丈夫です。

駐車場の設置

駐車場のコンクリート工事はプロに依頼することをおすすめします。

なぜなら、重い自動車が上に乗るので、ちゃんと施工しないと壊れるからです。

どうしてもDIYしたいなら、車のタイヤが乗る部分はプロに依頼し、まわりのデザインだけ自分でやりましょう。

たとえば、砂利敷き・植栽などです。

駐車場のコンクリートはしっかり施工すれば、割れずに何十年も持ちます。

DIYでやるにしても、経験者と一緒にやったほうが失敗を防げるでしょう。

参考までに、プロがやる駐車場コンクリートの手順を紹介します。

地面の掘削(くっさく)
枠組みをつくる(型枠など)
砕石をまいて転圧
ワイヤーメッシュを敷く
スペーサーをメッシュの下に置く
コンクリートを打ち込む
表面をならし仕上げる
養生期間をとる

地面を掘るときは、面積が広いならユンボー、狭いならスコップで手掘りします。

掘り出した土はいらないので、ダンプに乗せて処分し、そのとき砕石を運んでくるのが一般的です。

砕石を全体にまいたら、仕上げ面から10cm下になるよう転圧機で平らにしていきます。

ここは時間をかけて慎重にやることが大切で、土が柔らかい場所は砕石を継ぎ足し、何度も転圧を繰り返します。

砕石を平らにしたらワイヤーメッシュを敷き、その下にスペーサーを置いてかぶり厚がちゃんととれるようにします。

そのあと生コン車を手配し、コンクリートを流し込んでいきます。

夏場なら午後からでもコンクリート打ちできますが、冬場は乾きにくいので朝一番で生コンを打つのが一般的です。

生コンを全体にならしたら、あとはコテを使ってきれいに仕上げていきます。

このとき使うのが「トンボ」という道具です。

コンクリートには養生期間が必要で、これは強度をしっかり出すのが目的です。

夏場なら3~4日、冬場は1週間程度が目安となっています。

また表面は数日で乾燥しますが、コンクリート上へのアクセスは十分乾いてからにしましょう。

なぜなら跡が残って、カッコ悪くなるからです。

駐車場のコンクリート土間は、外構工事の最後にやります。

もし引越しが迫っていたら、車はどこか他の場所へ駐車しておく必要があるので、覚えておいてください。

また、駐車場のワイヤーメッシュは敷かなくても良いです。

なぜかというと、割れたりひびが入っても、大きな問題にはならないからです。

庭だと駐車場のように重量のある車は乗らないので、下地をちゃんとつくれば割れることはありません。

もし使うなら、直径3mmの細いワイヤーメッシュでOKで、かんたんに切断できます。

あまっても使い道はないので、重ねて全部コンクリートの中へ入れてしまいましょう。

外構工事を自分で行う際の注意点

中には難易度の高いものもあるため、DIYによる外構工事を成功させたい場合は、以下の4つのポイントを意識しましょう。

・施工の精度に注意する
・価格の安さだけで決めない
・時間的コストについて、綿密に計画を練る
・優先順位を決める

それぞれ詳しくみていきます。

施工の精度に注意する

外構施工をDIYで行う場合、施工の精度に注意しながら行わなければなりません。

それぞれの作業の精度が低い場合、安全面が確保できなくなるだけでなく、最終的な見た目にもマイナスの影響が生じます。

安全面と施工後の見た目を確保するためには、以下を意識しましょう。

・道具の使い方、施工方法を事前に徹底把握する
・基礎工事の手順を把握し完成後確認を徹底する
・水平と垂直を意識しながら設置する
・工具や材料、素材の取り扱いに十分に注意する
・ネジなどの締結と接着度合いをしっかり確認する

例えば、庭にブロックを埋めるDIYを行い、美しく、丈夫そうな見た目の外構が出来上がったとしましょう。

しかし、お子さんがもたれ掛かっただけで倒れてしまうようでは、安全性が損なわれているといえます。

また、雨風の強い台風や地震が起きたときとして、DIYで設置したフェンスが倒れてしまうようなこともNGといえます。

外構工事をDIYで行う場合、安全性に十分配慮しなければならないといえるでしょう。

価格の安さだけで決めない

DIYを行う場合、価格の安さだけで素材や材料を選ばないように注意が必要です。

例えば、低価格なものばかりでDIYを行うと、頑丈さに欠け、安全面と完成後の見た目の美しさを確保しにくくなります。

外構には、それぞれに適した素材があります。

そのため、手軽・低価格のものばかりでDIYを行ってしまうと、強度が低く、すぐに壊れてしまう可能性が高くなるでしょう。

外構費を抑えるためにDIYを選択するにしても、安全かつ高品質な仕上がりにならなければ、理想的な外構にはなりません。

仮に完成したとしても、改めて外構を作り直す必要が出てくることも想定されます。

そのため、DIYで外構工事を行うにしても、価格が低いものばかりではなく、目的に合わせて素材をよく検討しつつ、施工することが大切です。

時間的コストについて、綿密に計画を練る

DIYで外構工事を行う前に、綿密な計画を立てましょう。無計画でDIYを行ってしまうと、作業がスムーズに進められません。

例えば、基礎工事に時間がかかってしまった、あるいは材料が足りなかった場合は、作業そのものに支障を来すだけでなく、施工箇所によっては日常生活も不便になる可能性があります。

そのため、以下のポイントを大体でも決めておきましょう。

・外構が仕上がるまでにどのくらい時間がかかるのか
・どんな材料がどのくらい必要なのか
・いつまでにどこまで進めておくべきなのか

予定が立てられない場合、作業がいつまでも進行しない可能性も想定されます。

そのため、材料や作業日程を確保しつつ、DIYを進めていかなければなりません。

優先順位を決める

外構工事を行う際は「何を優先したいか」を決めておくことが大切です。

優先事項を決めておくことで、DIYで行うのか、業者に頼むべきかを判断しやすくなります。

例えば、以下の目的はそれぞれ優先事項が大きく異なります。

・防犯を重視したいので外壁を設置したい
・ペットや子供が広々と遊べる庭にしたい
・車が2台になるため駐車スペースを広くしたい

どの項目もクリアできる可能性もありますし、逆に1つだけしか選べないこともあります。

そのため、ライフスタイルから見て「どうして外構工事をしたいのか」を検討しましょう。

普段の生活から見て、外構からどういった役割を期待できるかのを見極めてから施工を依頼することが重要です。

また、外構工事を行う場合、DIY・業者依頼でも費用をできるだけ安く抑えたいと考えるのは当然です。

しかし、費用を抑えるだけでは、理想的な外構に仕上がるとは限りません。

毎日を過ごす中で、外構によって「不便を感じる」「快適に過ごせない」といった不満を感じないためには、施工する前から計画を立てておく必要があります。

後悔しないためにも、外構工事の施工方法についてよく考慮したうえで判断しましょう。

自分でできない部分はプロの業者に依頼

大規模な外構工事を希望する場合は、専門業者に依頼しましょう。

例えば、DIYでは時間が掛かり過ぎるため以下のような工事は掛かりすぎるなどのリスクがあります。

・舗装工事
・ブロック塀設置
・駐車場、カーポートの設置

大がかりな作業が必要な外構工事は、できるだけ業者に依頼することをおすすめします。

材料の調達も簡単ではなく、何よりも慣れない作業によってケガをする、施工後の仕上がりが残念なものになるなど相応のリスクが発生する可能性があるためです。

そして、業者に依頼するのであれば、以下のポイントを意識しましょう。

・スペースに合わせて依頼する
・イメージを共有する
・予算を決めておく

それぞれ詳しくみていきます。

スペースに合わせて依頼する

DIYでできる範囲と施工したいがDIYできない範囲を検討し、依頼しましょう。

例えば、駐車場やカーポートを設置したいのであれば、あらかじめスペースを確保しておく必要があります。

車が出入りする道路の幅や、玄関ポーチまでの間など、どこからどこまでを業者に施工してもらうのか、明確に区分けしておきましょう。

「ここからここまでは業者にお願いする」「この先は、DIYで行う」と区分けすることでコストカットにもつながります。

そもそもDIYができるのかという点も検討する必要があります。

イメージを共有する

業者に依頼する際は「何をどのくらいの範囲で行って欲しいのか」といった希望や理想を伝えましょう。

業者の作業範囲がどのくらいになるのかについて、お互いが把握しやすくするためです。

例えば、同時に業者には「こんな外構にしたい」と最終的なイメージを伝えましょう。

自分の希望を実現するために必要なことです。

庭の一部の施工をDIYで行うにしても、外構のイメージを業者と共有することで、理想に近づけることができます。

また、DIYを行わず依頼する場合でも最終的な外構のイメージを共有しておかなければ、最悪の場合、一貫性の無いアンバランスな見た目になってしまう可能性も否定できません。

お家の見た目は、外構や玄関、屋根との調和によって成り立ちます。

美しくも、統一感ある見た目にするためにも、理想とする外構のイメージを業者と共有するようにしましょう。

予算を決めておく

業者に依頼する際は、あらかじめコストの上限を決めておきましょう。

工事の内容によっては費用が増加することがあるためです。

理想は、以下のように3段階に分けて予算を決めておくことです。

①超えられない予算
②できる限り納めたい予算
③希望の予算

あらかじめ予算枠を複数設定しておくことで、予定よりも費用が必要となった場合に対応しやすくなります。

例えば、デザイン面や機能面、予算面から必要に応じて業者からの提案をスムーズに判断できるようになります。

まとめ

この記事では、DIYでもできる外構工事のヒントを紹介しました。

建物正面の目立つところはプロに工事してもらい、目立たない庭をDIYするのがおすすめです。

外構作業は、自分で行うのにはハードルが高いと感じてしまいがちですが、実はこんなにも自分でできる外構作業があります。

道具や材料もホームセンターだけでなく、今ではインターネットショップでも簡単に購入することができますので、気軽にできるのも魅力的です。

ですが、自分ではどうしても難しいという外構作業は、人それぞれあることでしょう。

また、自分で外構作業を行ったとしても、すぐに壊れて余計な費用がかかるケースもあります。

自分では出来ないと感じた外構作業は無理して自分で外構作業をするのではなく、外構業者を頼ることも大切です。

当社でも外構工事の相談を受け付けていますので、気軽にお問い合わせください。

外構工事をお考えの方は、住まいるヒーローズにお任せください。

ご相談やお問合せもお気軽にお待ちしております。